離婚の話し合いの最中って本当にピリピリします。些細なことでも、怒りが芽生えてしまって、いても経ってもいられない状態になるのです。
私はこの精神的な揺れが辛かったです。普段はそうでもないのに、この時ばかりは私も精神的に弱っていたみたいで、弱っているだけに小さなことでもイライラしてしまって人に当たってしまうのです。この間、一緒にいてくれた母に当たったこともあって、そんな自分が嫌になって辛かったです。
離婚は私たち夫婦の問題ですが、母がすごく力になってくれました。最後まで説得しようともしてくれて、一番頑張ってくれました。それなのにあの頃の私はものすごく気が立っていて、母の言う言葉にことごとく酷い言葉を返してしまっていたのです。自分でも嫌になりました。離婚の手続きをしている時期というのは人格が変わってしまうくらいに気が立ってしまうのです。
そんな自分をコントロールできない感覚が辛かったですね。まるで子供みたいに怒ってしまうこともあって、本当に自分でも最悪だったと反省しています。