離婚調停では弁護士の力関係も影響します

私の兄に関することです。大学時代から長く付き合ってきた彼女と結婚したのですが

結婚後はお金の問題でずっともめていました。お小遣いをキツキツに締め上げられてATM化が激しい上に、兄の仕事は宴席の多い仕事。

仕事付き合いの飲み会の度に妻に交渉してぐちぐち嫌味を言われながら暮らす始末でした。

結局、結婚からわずか1年でお互いがお互いに金銭的に不満を持ったところから、相手を責めるようになりました。

その後、相互に不信感が募って収拾が付かなくなりました。家族両家での話し合いでも全然まとまらずに

離婚調停に入りますが、妻は離婚する理由は無いとの一点張り。

結婚前から持っていた弟のマンションに篭城する形になりました。

埒が明かないため弁護士に依頼しての離婚調停ですが、最初に依頼した弁護士事務所が全然ダメで

どれだけ裁判所で調停を繰り返しても先方の都合ばかり押し付けられてきます。

毎週のように進展がないFAXが届くばかりの日々で兄も心底疲れ果てていました。

この弁護士事務所では兄のためにならないと、家族として一肌脱ぐことを決意。

友人知人のつてから県弁護士連合会の中でもかなりの役職についている力のある事務所を紹介していただけることになり

その後の離婚調停ではそれまでが嘘のように対等な交渉ができました。